RPAのメリット・デメリット

RPA導入のメリット・デメリット

RPA(Robotic Process Automation)ロボットによる業務自動化ではおおよそ私たちが考えていることはできますが、得意分野・苦手分野があり導入にあたってのメリット・デメリットも当然あります。

RPAの得意なこと

・データの登録・転記

 あらかじめ作成されたデータを他のアプリケーションに繰り返し入力するような作業はRPAにとってはお手の物。
 人間が行うよりも正確で早く完結することができます。請求書や経費の処理、発注・受注などの転記入力業務がこれに当たります
 また、データを集計してExcelに貼り付け、その後集計してといった手順を覚えるのが手間な業務もあっという間にできます。

・データのチェック

 一定の基準に乗っ取ってデータを判断し抽出したり、判断基準に反するデータのみを抽出しメールで転送なども可能です。

・システムの管理

 社内・社外のシステムに接続し、操作したり連携させたりするような作業です。
 金融機関のWebバンキングや会計ソフトから帳票をダウンロード、印刷なども可能です。

PRAの苦手なこと

・個別の判断による業務

 人間の目視による確認のチェックや文章による日報の入力など、作業者の感覚や考えなどが必要な業務は苦手です。
 経験や勘といった判断はロボットにはできませんので、そういった業務以外をロボットに任せてください。

RPA導入のメリット・デメリット

RPA(Robotic Process Automation)ロボットによる業務自動化の得意なこと、苦手なことを知っていただいた方は
既にRPAのメリット・デメリットが浮かんだのではないでしょうか。

代表的なメリット5つとデメリット3つをご紹介させていただきます。

メリット

1.人的ミスを防ぎ、業務品質を向上できる

 一連の業務をロボットに記憶させることで、人的ミスを防げます。

2.スピーディに業務を処理できる

 ロボットでの処理は人間の処理よりもスピーディー処理できます。

3.コア業務にリソースを注力できる

 ロボットに業務を割り振ることで人材をコア業務に割り振ることができます。

4.人件費などのコストを大幅削減できる

 ロボットによる作業で残業などの人件費がカットできます。

5.働き方改革を推進できる

 ロボットの導入で人間の働き方が改善されます。

デメリット

1.ロボットが停止する場合がある

 例外などにより停止するおそれがあるため、定期的なメンテナンスが必要です。

2.ロボットを管理できないおそれがある

 ロボットの管理ルールをもうけないと、業務のブラックボックスが生まれてしまいます。

3.不正アクセスや情報漏洩の恐れがある

 ITを使う上で避けて通れないのが不正アクセスや情報漏洩ですので、十分なセキュリティ対策が必要になります。

最後に

株式会社OAビジネスサポートではお客様の環境に合ったRPAの導入を推進しています。
お客様の業務に最適なRPAを取り入れるとともに、セキュリティ対策やその後のメンテナンスなど地元企業だからこその手厚いサポートでRPA運用を支援します。
お気軽にお問い合わせください。